こんにちは。Godobuyknowの管理人です。
最近、見覚えのない知らない番号から電話が来て、なぜ自分の番号に詐欺電話がかかってくる理由や仕組みが気になっている方も多いのではないでしょうか。
個人情報がどこから漏れたのか不安になったり、つい出てしまった場合の対策を知りたいと考えるのも当然かなと思います。私自身もニュースなどで巧妙化する手口を見て、いつ自分の身に降りかかるかとヒヤヒヤしています。
そこで今回は、迷惑電話がなぜ来るのか、その原因や最新の防衛策について分かりやすくまとめてみました。
- 電話番号が犯罪グループに渡る具体的な経路と仕組み
- 無作為に発信されるオートダイアラーやワン切りの実態
- 不審な着信に出てしまった場合に生じる深刻なリスク
- スマホや固定電話で今すぐできる最新の防犯対策
詐欺電話がかかってくる理由と背景
最近、ニュースでもよく取り上げられる不審な着信ですが、そもそもなぜ私たちの元へ詐欺電話がかかってくる理由や背景があるのでしょうか。ここでは、個人情報が漏洩するルートや、最新のテクノロジーを悪用した手口の仕組みについて、一つずつ詳しく見ていこうと思います。
どこから?情報漏洩の経路と根本原因

「なぜ自分の番号を知っているんだろう?」と不思議に思うかもしれませんが、実は電話番号が外部に漏れるルートは一つではありません。企業やサービスのデータベースに対するサイバー攻撃によって、私たちの知らないところで顧客情報がごっそり盗まれ、ダークウェブなどで売買されているケースが非常に多いんですね。
また、スマホに不正なアプリを気づかずにインストールしてしまい、電話帳データが抜き取られてしまうこともあります。SNSの公開設定の甘さや、アンケートを装ったフィッシングサイトへの入力など、自ら情報を渡してしまっているケースもあるので注意が必要です。
電話番号は単なる連絡先ではなく、氏名や住所、銀行口座などに紐づく個人情報の「入り口」として狙われやすいんです。
自動音声による無作為発信のメカニズム

「どこにも情報を登録していないのにかかってきた」という場合は、「オートダイアラー(ロボコール)」というシステムが使われている可能性が高いかなと思います。
これは、コンピュータが「090-XXXX-XXXX」のような番号をランダムに生成し、機械的に大量発信する仕組みです。つまり、番号が漏れたわけではなく、プログラムが偶然作り出した番号にたまたまかかってきただけ、というわけです。
自動音声を流して、反応があった人だけを人間のオペレーターに繋ぐという効率的な手法が取られています。コストもほとんどかからないため、非常に厄介な手口ですね。
知らない番号のワン切りに潜む事前調査

電話が1回だけ鳴って切れる「ワン切り」や、何も話さない「無言電話」。これらをただのイタズラだと侮ってはいけません。実は、これらはより深刻な犯罪の「事前調査(下見)」として使われていることが多いんです。
例えば、固定電話への無言電話は、その家に人がいる時間帯を把握する「在宅確認」の目的で使われることがあります。空き巣や強盗といった物理的な犯罪の準備段階になっている可能性があるため、非常に危険なサインだと言えますね。
認知の隙を突く闇名簿の流通と標的化
過去に詐欺の被害に遭ってしまったり、怪しい勧誘電話に少しでも耳を傾けたりした場合、その情報は「闇名簿(カモリスト)」としてリスト化されてしまいます。
このリストには「どんな手口で騙されたか」「いくら支払ったか」といった詳細まで記録されており、犯罪グループ間で高値で取引されています。
一度リストに載ってしまうと、「また騙せるかもしれない」と判断され、次々と別の詐欺グループから狙われ続けるという悪循環に陥ってしまうんですね。だからこそ、最初の入り口でシャットアウトすることが何よりも重要になってきます。
国際電話や非通知着信が使われる目的

最近急増しているのが、「+1」や「+44」などから始まる国際電話番号を使った着信です。これらは海外からの間違い電話ではなく、周到に準備された犯罪の手口です。
| 国番号 | 主な対象国 | 悪用される理由 |
|---|---|---|
| +1 | アメリカ・カナダ | ビジネス用途を装って警戒心を解くため。 |
| +44 | イギリス | ヨーロッパ圏からの正規の通信を装うため。 |
| +94 | スリランカ | 国際ワン切り詐欺で高額な通話料を狙うため。 |
折り返してしまうと高額な国際通話料金が発生し、その一部が犯罪グループに還元される仕組みになっています。また、日本の「+81」に偽装するスプーフィング技術も使われており、警察の捜査を逃れるために海外のサーバーを経由しているのが実態です。
詐欺電話がかかってくる理由と具体対策
相手の手口や背景が分かったところで、ここからは詐欺電話がかかってくる理由を踏まえた上での具体的な防衛策について解説します。万が一電話に出てしまったときのリスクや、スマホ・固定電話のそれぞれでできる効果的な設定などをしっかりチェックしていきましょう。
出たらどうなる?応答時の不可逆的リスク

「とりあえず出て用件だけ確認しよう」という考えは、今の時代では非常に危険です。不審な電話に出てしまうと、「この番号は現在使われており、見知らぬ着信にも出る人がいる」という確実な情報を相手に与えてしまいます。
無言で出たとしても、回線が繋がった事実だけでリストに登録されてしまう可能性があります。さらに、声のトーンから年齢や性別を推測され、オレオレ詐欺や還付金詐欺のターゲットにされてしまうリスクも跳ね上がります。
知らない番号には「絶対に出ない」というのが鉄則ですね。
着信拒否設定とキャリアの防御網の活用

スマホを使っているなら、まずはOSの標準機能である「不明な発信者を消音(ブロック)」する設定をオンにしておくことをおすすめします。
さらに安心なのは、各通信キャリアが提供しているセキュリティサービスを活用することです。たとえば、危険な番号を自動で識別して画面に「迷惑電話の可能性あり」と警告を出してくれたり、迷惑SMSを自動で振り分けてくれたりするサービスがあります。
数百円程度の月額料金はかかりますが、被害に遭うリスクを考えれば非常にコストパフォーマンスの高い自己投資かなと思います。
行動経済学に基づく最新電話機での対策
実家の固定電話が心配な場合は、迷惑電話防止機能がついた最新の電話機に買い替えるのが一番効果的です。
最新の電話機には、電話のベルが鳴る前に発信者に対して「この通話は防犯のために録音されます」という警告アナウンスを自動で流す機能がついています。
詐欺グループは自分の声を録音されて証拠が残ることを極端に嫌うため、このアナウンスが流れるだけで高い確率で電話を切ってくれます。人間の心理をうまく突いた、とても有効な防犯対策ですね。
AI悪用によるディープフェイクへの警戒

最近の脅威として特に知っておきたいのが、AI技術を悪用した音声の「ディープフェイク」です。不審な電話に出て少し会話をしただけで、その音声を録音・学習され、あなたの「偽物の声」を作られてしまう危険性があります。
この偽物の声を使って、家族や友人に「事故を起こしてお金が必要になった」と電話をかけられると、電話口の声が本人そっくりなため、家族はすっかり信じ込んでしまいます。「自分の声が犯罪の武器にされる」という恐ろしい時代になっていることを、ぜひ心に留めておいてください。
相談窓口の活用と被害防止の初期対応

もし間違えて電話に出てしまい、少しでも怪しいと感じたら、相手の話を最後まで聞かずに即座に電話を切ることが最優先です。絶対に名前や住所、口座番号などは伝えないでください。
万が一、情報を伝えてしまったり脅されたりした場合は、一人で抱え込まずにすぐに公的な窓口に相談しましょう。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者生活センター:188(局番なし)
※本記事で紹介した数値データや各種設定・防犯機能はあくまで一般的な目安です。正確な情報は各通信キャリアやメーカー、警察庁の公式サイトをご確認ください。トラブルの際はご自身の安全を最優先とし、最終的な判断は専門家にご相談ください。
まとめ:詐欺電話がかかってくる理由
いかがでしたでしょうか。今回は、私たちのスマホや固定電話になぜ詐欺電話がかかってくる理由があるのか、その背景や最新の手口、そして具体的な対策についてご紹介しました。
自分自身はもちろん、大切なご家族が被害に遭わないよう、ぜひ今日からできる対策を始めてみてくださいね。
情報漏洩だけでなく、システムによる無作為な発信やAIを使った高度な手口など、相手の手口は日々巧妙になっています。だからこそ、「知らない番号には出ない」「キャリアの対策サービスを使う」「防犯機能付きの電話機を導入する」といった事前の備えが本当に大切です。


